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亡くなる前に見せた木村花の『優しさ』 人柄を感じる行動に、後悔の声

2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)への出演などでも知られる、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。 22歳でした。

早すぎる死を悔やむ声が多く上がる中、亡くなる直前に木村さんがとっていた行動が明らかに。 木村さんの人柄が分かるその内容に、改めて追悼のコメントが寄せられています。

ロッシー小川「この子猫は、花の形見のようだ」

木村さんの逝去を伝えるニュースが報じられた翌日、Twitterを更新した、女子プロレス団体『スターダム』の代表・ロッシー小川さん。

寄せられているコメントを読み「涙が込み上げてくる」とつづった小川さんは、木村さんが生前飼っていた猫の存在について触れています。

花に送られたコメント、写真、映像を見るにつけ涙が込み上げてくる。 心は強いと自負する私だが、歳を重ねると涙腺がもろくなってしまったようだ。


花は飼っていた子猫をカゴに入れ事務所のドア外にそっと置いて旅立ってしまった。 この子猫は花の形見のようだ。 だから一層、可愛くも愛おしくも見える。 pic.twitter.com/jBn1EBknSF

— ロッシー小川 (@rossystardom) May 24, 2020

亡くなる直前、Instagramで「愛してる、楽しく長生きしてね。 ごめんね」というメッセージとともに、愛猫とのツーショット写真を投稿していた木村さん。

そんな大切な愛猫を、木村さんは事務所のドアの外に置いていくことで、仲間たちに託したのかもしれません。

それはきっと、自分が亡くなった後の猫のことを心配したからこそ。 亡くなる直前でさえ、自分以外の存在を気遣う木村さんの優しい性格が感じられます。

「こんなに愛のある人が…」と憤りの声

猫は、ガールズバンド『SILENT SIREN』のメンバー、ひなんちゅさんから引き取った元保護猫。

『からあげ』と名付けた愛猫とのツーショットを、木村さんは自身のSNS上で公開していたこともありました。

ひなんちゅさんはブログで、木村さんが風邪をひいていたからあげくんをすぐに病院連れて行っていたこと、心配して連絡もいれていたことを明かしています。

そして、木村さんが生前SNS上で不特定多数から誹謗中傷を受けていたことに触れ、複雑な心境もつづっていました。

からあげくんは風邪をひいていたんだけど

すぐに病院連れて行ってくれて心配して

すごく丁寧に連絡もくれてた

こんなに愛のある人がなぜ何も知らない人に叩かれなきゃいけないの?

ひなんちゅ(SILENT SIREN) 公式ブログ ーより引用

「こんなに愛のある人がなぜ」という憤りは、きっとひなんちゅさん以外にも多くの人が抱いている思いでしょう。

ロッシー小川さんや、ひなんちゅさんの投稿により、改めて木村さんの死を偲ぶコメントが多く寄せられています。

事務所の発表では、亡くなった経緯は調査中とのことです。 しかし、木村さんが亡くなる直前の投稿を見るに、多くの誹謗中傷により深く傷付いていたことは明らかでしょう。

木村さんはいわゆる芸能人という立場であり、誹謗中傷のコメントを送っていた人の多くが、画面の中の木村さんしか知らなかったはずです。

例えよく知った相手であっても、故意に傷付ける言葉を発していい理由にはなりませんが、相手のことをよく知らないのであればなおのこと。

どんなに悔いても、木村さんは戻ってきません。 改めて『言葉』のもつ影響力を考えるとともに、その言葉を発する前に相手の思いを考える想像力を働かせるべきなのではないでしょうか。